カブス・鈴木誠也 好機に適時打2本 3試合ぶりのマルチ安打でチームに貢献

[ 2023年7月23日 06:35 ]

ナ・リーグ   カブス-カージナルス ( 2023年7月22日    シカゴ )

カブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が22日(日本時間23日)、本拠地シカゴでのカージナルス戦に「5番・右翼」で先発出場。好機にヒットを重ね、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 第1打席は元巨人のマイコラスの前に中飛。3回の第2打席は1死一、三塁の好機で迎えたが空振り三振。5回の第3打席、1死三塁のチャンスに中前打を放って走者を迎えた。6回の第4打席は1死一、三塁で迎えた。代わったばかりの元日本ハム、バーヘイゲンの4球目を叩いて三塁線を抜く適時打。一塁ベース上では思わず右腕が上がった。

 鈴木は6月、不調にあえいだが、オールスター・ブレイク直前から調子を上げ、今月17~20日にかけて4試合連続安打。特に18日のナショナルズ戦では一発を含む4安打と猛爆。デービッド・ロス監督に「今夜のセイヤは驚異的だった」と言わしめた。

 鈴木も「6月は悩んでいる自分がいた。7月に入り、悩むのは練習まで、試合になったら相手と戦う、そういう気持ちになったら結果が良くなってきた」と話しており、完全に吹っ切れたようだ。チームはいまだ借金生活。まだまだ鈴木の力が必要だ。

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