広島・新井監督「いい放物線だったね」 秋山の一発回答にニンマリ 2番・野間との“相性”は?

[ 2023年2月12日 19:11 ]

紅白戦 ( 2023年2月12日    宮崎・日南 )

<広島 日南春季キャンプ 紅白戦>6回無死二塁、秋山は2点本塁打を放つ(投手・藤井)(撮影・平嶋 理子)
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 新井貴浩新監督となり初の実戦となる広島の紅白戦が12日、宮崎・日南で行われた。

 復活を期す秋山は、紅組の「1番・中堅」でスタメン出場すると、紅組が2点差を追う6回だった。無死二塁から右腕・藤井の直球をはじき返し、右翼へ同点2ラン。チームにとっても今春“第1号”となり、さすがの存在感を見せた。

 紅白戦終了後、新井監督は秋山の一発に「彼くらいの打者になったらね」と特別視しなかったが、「でも、いいホームランでしたね。本当にいいホームランだったですよ。彼もね、このキャンプで取り組んでいることがね、出たホームランじゃないですか。いい放物線だったね。いい角度で」と柔らかな表情を見せた。

 3年ぶり日本球界復帰となった昨年は、ケガの影響もあって44試合出場にとどまり、打率・265。不完全燃焼に終わった昨季の反省を踏まえ、今季は4年ぶりのフルイニング出場に意欲を燃やし、第1クール中には打撃フォームなどについて新井監督から指導を受ける一幕もあった。

 また、この日は紅組の「1番・中堅」に秋山、白組の「2番・右翼」に野間という“並び”があった。新井監督は「意図はないです。意図はございません」と説明し、「いろんなパターン、組み合わせというのはこれからやってみようと思っていますよ。そうやった中で、今日のアキ、野間というのもあるかもしれないし、というところですかね」と、現状では一つの打順案として考えていることにとどめていた。

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