岡田野球の片りん見せた！サインで2度二盗成功　「まだ言われへん」指揮官は手の内明かさず

紅白戦 （ 2023年2月11日    宜野座 ）

紅白戦中に笑顔を見せる阪神・岡田監督（左）と平田ヘッドコーチ（撮影・大森　寛明）
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　岡田野球の一端が垣間見えた。阪神は紅白戦2試合を通じてベンチからの指示で二盗を4度企図。2つ成功した。

　初回に23年チーム盗塁1号になった中野は「納得がいくスチールではなかったが、結果的に思い切って走ることができて良かった」と安どの表情。島田は4回の失敗を最終6回に挽回し、「赤星さんの指導でスタートの形が良くなっていると思う」と6日までの3日間指導を受けた臨時コーチに感謝した。

　就任後からグリーンライト（選手任せの盗塁）ではなく、サインで仕掛けると宣言していた指揮官。予告通りに選手を動かしても、手の内は明かさないとばかりにサインの有無について「それは言われへん。まだ言われへん」と煙幕を張った。