今季初登板の巨人・戸郷は2回2安打1失点「日本のボールと変わらないくらいの落ち幅」とWBC球に手応え

[ 2023年2月12日 13:07 ]

白組の先発・戸郷 (撮影・西川祐介)
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 3月のWBCに日本代表で出場する巨人・戸郷翔征投手(22)が12日、キャンプ地・宮崎で行われた紅白戦に白組の先発で今季、実戦初登板。2イニングを投げ、2安打1失点だった。

 侍ジャパンの合宿が17日から始まるため、例年より早い調整を行っており、この日はWBC球で登板。NPB球よりも滑ると言われるが「普段の日本のボールと変わらないくらいの落ち幅があったので、確率を高めていければもっとバッターを惑わすことができる」と手応えを口にした通り、初回・先頭の岡田を鋭く落ちるフォークで空振り三振に仕留めた。

 一方で、課題としたのが直球だった。2番・中山にこの日最速の151キロを計測したが、右中間に運ばれる先制ソロを被弾。2回も同じく直球を、侍ジャパンメンバーの大城に右前に運ばれた。「力を入れすぎると(球が)抜けるのを感じた。(本塁打された球は)感覚は良かったが真ん中高めに抜けた。精度をWBCの開幕までに合わせていきたい」と今後に向けて、修正を誓った。

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2023年2月12日のニュース