落合博満氏 WBCへ今季初実戦2の0の村上に「心配することない」ホームラン打者の特性にも言及

[ 2023年2月12日 22:45 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が12日、NHK「サンデースポーツ」(後9・50)に出演。この日、浦添でDeNAとの練習試合で2打数無安打に終わったヤクルトの村上宗隆内野手(23)の状態について語った。

 今季初実戦で二ゴロ、空振り三振の2打数無安打ながら「しっかり振れたのでよかった」と豪快なスイングで観客を沸かせた村上。ベンチで高津監督と笑顔で話す姿を画面を通して見た落合氏は「心配することないですね。この時期に試合に出られる状態なのだから」と力強いコメント。

 昨年、王貞治の記録を超える56本の本塁打を放つなど令和初の3冠王に輝いた若き大砲は、開幕まであと1カ月に迫ったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも侍ジャパンの4番としての期待がかかる。落合氏はフルスイングで空振り三振に倒れた村上に対して「ホームランバッターは(投手が投げる)ボールに慣れるのに時間がかかりますから」と、3冠王を3度獲得した打者目線で解説。「(バットをしっかりと)振れることはいいこと」と目を細めていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月12日のニュース