楽天“開幕投手”内間が新球スプリット試す「追い込んで空振り奪えれば」

スプリットの握りを見せる楽天・内間
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　楽天の3年目右腕・内間が、できたてほやほやの新球を引っさげて“開幕投手”に臨む。今年の対外試合の初戦となる12日の日本ハム戦（金武）の先発に指名され、チームは休日だったこの日は投手練習に参加して最終調整を行った。

　第1クール最終日にブルペンで思いつきで試したスプリットに好感触を得ている。亜大時代からの持ち球の「亜大ツーシーム」よりスピードが速くて鋭く落ちるため「試合でも投げます。追い込んでから空振りを奪えれば」と青写真を描く。

　沖縄県本部町出身で家族、友人らが応援に駆けつけてくれる予定。今季から先発に転向して「（若手は）横一線のサバイバル。この後に投げるライバルにプレッシャーをかけるような投球をしたい」と闘志をたぎらせた。（重光　晋太郎）