広島・野間　改造中のスイングに手応え「つかまる打球も多くなってきているかなと思う」

広島・九里（中央）と言葉をかわす野間（左）（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　広島・野間がさすがのバットコントロールを披露した。フリー打撃で22スイングし、安打性は6本。大瀬良との対戦では、バットをへし折られながらも中前へ運び「直球と分かっているので、しっかりコンタクトしていこうと思っていた」と汗を拭った。昨秋キャンプから、ツボにはまれば一発長打になるようスイングを改造。「つかまる打球も多くなってきているかなと思う」と手応えを強調した。

　《九里は完成度40％》九里のフリー打撃初登板は大瀬良と好対照を描いた。打者6人に30球を投げ、安打性が7本。ボール球も6球あり「完成度は40％ないぐらいじゃないですか」と自己分析した。1月に渡米し、アリゾナ州の野球トレーニング施設でフォーム改造に着手。見た目には分からない微妙な変化で、キャンプイン後も習熟に取り組む。「しっかり投げられた球は捕手も“強い球が来ている”と言っていた。その確率を上げたい」と力を込めた。