西武から1位指名公表、早大・蛭間「実力不足」3の0　それでも球団の評価不動

東京六大学野球・第6週第1日   早大4－2立大 （ 2022年10月15日    神宮 ）

＜立大・早大＞勝利し、ガッツポーズの早大・蛭間（撮影・光山　貴大）
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　1回戦2試合が行われた。西武がドラフト1位指名を公表した早大・蛭間拓哉外野手（4年）は立大戦に「4番・中堅」で出場も3打数無安打で打率.115。チームは延長10回の末に4―2で勝利し優勝に望みをつないだ。

　11日に西武がドラフト1位指名を公表してから初の公式戦。蛭間は「評価をしてもらって率直にうれしい気持ちだった」と話した。試合は3打数無安打。今秋は26打数3安打の打率.115、0本塁打と不振が続いており「実力不足。練習してチームに貢献したい」と誓う。

　ネット裏では西武スカウト陣が視察。潮崎哲也球団本部編成グループディレクターは「こんなに（成績が）悪くなるのは珍しい」とした一方で「この数字を気にしていたら1位じゃない。全力プレーから見える人間力に頭の柔らかさもある」と不動の評価を口にした。