DeNA開幕投手は東克樹、自身初の大役へ「チームに勢いをつけられるようにやりたい」

[ 2022年3月10日 14:00 ]

開幕投手が決まり笑顔を見せるDeNA三浦監督(左)と東
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 DeNAの東克樹投手(26)が、25日の広島戦(横浜スタジアム)で開幕投手を務めることが9日、決まった。17年ドラフト1位で立命大から入団し、18年に新人王受賞した左腕は、プロ5年目で自身初の大役を務めることになる。

 この日、同球場での全体練習前に取材対応し「まさか自分がというところは正直ありますが、任された以上は本当に役割を果たしてチームに勢いをつけられるようにやりたいと思います」と声を弾ませた。

 東は20年2月に左肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、懸命なリハビリに取り組んだ。復帰は昨季9月28日のヤクルト戦。その後10月23日の中日戦で8回無失点と好投し、復帰後初勝利をつかんだ。

 今季は沖縄・宜野湾キャンプから順調に調整。ここまでオープン戦は2月26日、日本ハム戦の2回2安打無失点の1登板のみだが、あす11日の楽天戦(静岡・草薙)に先発予定で、中6日のローテーションを守って25日に向け歩みを進めていく。

 三浦監督も東と同時に取材対応し、本人に通達した経緯について「昨日(9日)の練習中に伝えた」と明かした。そして起用した理由について「ここまでの登板回数は少ないが、ブルペンでも力強い球を投じている。総合的な判断で東に任せることに決めました。1年間ローテーションを守ってもらいたい」と話した。

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