阪神ドラ4・前川　「金本バット」で出陣「気負いすぎずに」、教育リーグ中日戦へ意気込む

矢野監督（右端）、平田2軍監督（右から3人目）らが見つめる中、シート打撃で鋭い打球を放つ前川（撮影・坂田　高浩）
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　阪神ドラフト4位・前川（智弁学園）は9日行われたシート打撃で3打数無安打ながら、2軍練習で初指導した藤井康1、2軍巡回打撃コーチから「対応力がいいし真っすぐでも変化球でも自分のスイングができるのがいいところ」と賛辞を受けた。

　4スタンス理論分類は佐藤輝と同じ「B1」タイプ。「2ストライク後の粘りだったり、打率を上げていけたらというところで参考にしている」と同タイプの和製大砲の「イズム」も吸収中だ。

　2日連続で視察した矢野監督からも「しっかり頑張っていくように」と激励を受けた前川。キャンプで使用した3種類から、金本知憲氏モデルのバットを“相棒”に決定。11日からの教育リーグ・中日戦に向けて「気負いすぎずに、ある程度自分にプレッシャーをかけながらやっていけたら」と意気込んだ。