MLB労使交渉 ドラフト抽選については解決に近づいていると米メディア

[ 2022年2月26日 10:20 ]

 難航する新労使協定に関し機構と選手会の交渉が25日(日本時間26日)、フロリダ州ジュピターで5日連続で行われ、ドラフト抽選については解決に近づいていると複数の米メディアが伝えた。その一方で機構はこれまで3月4日(同5日)まで中止にしていたオープン戦を7日(同8日)までに伸ばすことを正式に発表。オープン戦開始は28日(同3月1日)に合意すれば、最短で3月8日(同9日)から始まる予定という。

 ロブ・マンフレッドコミッショナーも初めて現地に姿を現し選手会専務理事のトニー・クラーク氏と1対1の面談を行った。ぜいたく税、調停資格、ボーナスプール、最低年俸など主要議題は正式に議論されなかったとされているが、The Athleticのエバン・レドリッチ記者によれば「今週はすべての問題が議論された。新しいぜいたく税の提案がなかったからといって、それが議論されないということではない」と伝えた。3月31日(同4月1日)の通常開幕に向け、タイムリミットはあと3日。26日(同27日)も交渉は6日連続で行われる。

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2022年2月26日のニュース