どうなる…阪神2軍安芸キャンプ コロナに4選手感染 1軍招集プランの新人・前川、豊田らにも影響か

[ 2022年2月26日 05:30 ]

阪神キャンプ 安芸市営球場
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 負の連鎖が止まらない。阪神は25日、24日のPCR検査で板山祐太郎外野手(27)、ドラフト7位・中川勇斗捕手(18=京都国際)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。21日の片山、23日の植田に続いて野手の陽性判定者が4人となり、25日の2軍・安芸キャンプの野手の練習を取りやめ、投手のみの自主練習に切り替えた。

 平田2軍監督は「こういうことが起こるかなというのは、予想のもと。次(感染者が)出ないように何とか努力する」とオンライン取材で話した。自主練習は午前、午後の2組に分かれて実施し、午前は高橋、午後はドラフト1位・森木(高知)らがキャッチボールなどで調整した。当初予定していた森木の初めてのシート打撃登板はなくなり、26日の三菱自動車倉敷オーシャンズ、27日の四国銀行との練習試合2試合も中止が決まった。

 板山は倦怠(けんたい)感があるものの、発熱などの症状はなく、中川は無症状。両選手ともに現在は自主隔離中で、今後は医療機関、管轄の保健所の指示に従って対応する。他の野手、野手コーチはホテルで自室待機した。

 管轄の保健所および日本野球機構(NPB)と連携し、26日も投手陣の自主練習のみを実施する予定。キャンプ終了後にはドラフト4位・前川(智弁学園)、同6位・豊田(日立製作所)らを1軍に招集するプランもあったが、井上ヘッドコーチは「難しい問題がいろいろある。軽はずみには言えない」と話し、影響が出る可能性も高まった。

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2022年2月26日のニュース