日本ハム・万波が“忍者スライディング”披露 「とっさに、うまくできたかな」

[ 2022年2月26日 05:30 ]

<日本ハム キャンプ>シート打撃で積極的な走塁を見せた万波 (撮影・西川祐介)
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 日本ハムの万波が25日の名護キャンプで“忍者スライディング”を見せた。ケース打撃で1死二、三塁から打席の五十幡はスクイズ。投ゴロで完全アウトのタイミングだったが、三塁走者の万波が左手をおとりに捕手のタッチをかわすと、右手で転がりながらホームベースの角を触って生還した。「とっさに、うまくできたかな」と胸を張った。

 「修業」の成果をいきなり発揮した。今キャンプの途中から本塁生還を狙う一環として、ホームベースの捕手側の角にテニスボールを配置。かいくぐるようにスライディングし、指先でボールに触れる練習を繰り返してきた。「まさしく、そういうプレーだったと思います」。シーズン中でも、数試合に1回あるかないかのプレーだが、反復してきたからこそ、とっさに繰り出せた技だった。

 打ってはフリー打撃で場外弾3連発、ケース打撃では3打席で2安打をマークした。26日のDeNAとのオープン戦(名護)で指揮を任されている上沢から4番候補にも挙げられた男は「もし、選んでもらえるなら期待に応えたい」。開幕まで残り1カ月。人並み外れた身体能力の持ち主が暴れる時が来た。(清藤 駿太)

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2022年2月26日のニュース