阪神ドラ3桐敷 26日中日とのオープン戦デビュー 開幕候補の西勇、秋山、青柳とともに2イニング予定

[ 2022年2月24日 05:30 ]

ブルペンで投球後、金村投手コーチ(右)と話す阪神・桐敷(撮影・坂田 高浩)
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 今キャンプで猛アピール中のドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)が、26日の中日戦(北谷)でオープン戦デビューを果たすことが決定的となった。同戦は西勇、秋山、青柳と開幕投手候補がそろって登板。自身の結果はもちろん、実績十分の先輩から、見て、感じて、学ぶ貴重なマウンドになりそうだ。

 「前みたいに左打者のインコースに投げるということを続けていくことが今シーズンの目標なので、そこをやり続けていきたい」

 次戦でのテーマを問われた左腕は表情を引き締めた。初の対外試合登板となった20日の中日戦では、1回無失点。わずか11球の3者凡退と結果に質が伴うパフォーマンスで、アピールに成功した。一躍、先発ローテ候補に躍り出て、26日は2イニングを予定。リリーフ登板が濃厚も、西勇ら経験豊富な投手たちから巡ってくるリレーでは、試合への入り方など登板する前から勉強の連続になるはずだ。

 「(キャンプ中も先輩の投球を見て)ランナーが出たりする場面で粘り強く投げている方だったり抑えている人もいるので、場面、場面で変えているところは学んでいかないと」。この日はブルペンで62球を投じ、投球後には梅野と言葉を交わす場面もあった。

 キャンプも最終盤。「だいぶ球数も投げられるようになりましたし、レベルアップした」と口にする表情にも力強さがにじんだ。

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