DeNA・嶺井が25日に1軍合流　昨年9月に右肘手術　将棋ファンも喜んだ「嶺井システム」頭脳にも期待

打撃練習を行うDeNA・嶺井
Photo By スポニチ

　「嶺井システム」がついに昇段？する。

　DeNAの嶺井博希捕手が、あす25日に沖縄・宜野湾の1軍キャンプに合流することになった。この日、2軍練習試合・中日戦（沖縄・読谷）を視察した三浦大輔監督が明かした。

　昨季プロ8年目で開幕初スタメンマスクをかぶった30歳は、同9月に右肘のクリーニング手術を受け、キャンプは2軍調整が続いていた。

　「2番・捕手」で出場すると、初回に左中間へ先制ソロをマーク。好調ぶりを見せつけ指揮官も「嶺井は（キャンプ）最終クールで合流させようと思っていたら、見に来ていきなり打った。いいものを見せてもらった」とご満悦の表情だった。

　このオフは「将棋大会」に参加して独特の戦法をとり、「嶺井システム構築」と将棋ファンを喜ばせた。扇の要として2年連続開幕スタメンを狙う背番号39。激戦区のポジションに飛び込み「嶺井システム」頭脳全開で遅れを取り戻す覚悟だ。
　（大木　穂高）