ソフトバンク・杉山 圧巻2回完全3奪三振! 先発5番手へ成長見せた「結果を求めて勝負していく」

練習試合   ソフトバンク0ー8西武（特別ルール） （ 2022年2月23日    アイビー ）

＜ソ・西＞2回を投げ6人で抑えたソフトバンク・杉山（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンク・杉山が西武との練習試合に3番手で登板し、2回完全と圧巻の投球を見せた。6回に先頭の渡部を155キロ直球（球場表示）で空振り三振に抑え、続く山村も直球で連続三振に斬るなど計3奪三振。プロ4年目の24歳は「去年のオープン戦では空振りが取れていなかったので良かった」と成長を感じていた。

　前日に師匠と仰ぐ千賀から「お尻を体の中心だと思え」と助言を受け、フォームを修正した。課題だった制球が改善され、この日は28球中、21球がストライク。今季の実戦は4回を投げて四死球なしと安定している。精度向上を掲げるカットボールで内野ゴロに打ち取る場面もあった。

　開幕ローテーションは千賀、石川が確定して、和田、東浜が内定済み。先発にこだわる160キロ右腕は「いつまでも中途半端な立場というよりは、志願したからこそ目指さないといけない。結果を求めて勝負していく」と生き残りへ闘志を燃やした。