巨人、列島縦断バトルロイヤル! “大阪へ行きたいか~!!”若手サバイバル残り9戦

[ 2022年2月24日 05:30 ]

<巨人沖縄キャンプ>身ぶり手ぶりを交え、指導する原監督(撮影・河野 光希)
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 オープン戦の開幕だったヤクルト戦は雨天中止。浦添の室内練習場でナインの動きをチェックした巨人・原監督は「こういう時期の実戦は貴重ではありますけどね。致し方ない」と雨空を見上げた。

 たかが1試合、されど1試合。レギュラー獲りを狙う若手にとってはアピールの場が消滅した格好だ。2月の対外試合は残り3試合。3月上旬にはオープン戦で東京、北海道、山口、福岡と全国を転戦する。原監督は開幕を見据えてベストメンバーを組む時期について「(来日時期未定の)外国人がまだ。流動的、臨機応変」と前置きしながら「大阪から少し、という感じかな」と3月11日のオリックス戦(京セラドーム)から本番を見据える構えを示した。

 24日の楽天との練習試合(沖縄セルラー)から3月9日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)まで、若手にとっては1軍生き残りを懸けた“9番勝負”。元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「やっぱり大阪あたりで絞り込まれていきますね。そこまでに若い選手はアピールしていかなきゃだめ」と言う。チャンスであると同時に内容が悪ければ即2軍行きの可能性もありそうだ。

 三塁の岡本和、遊撃の坂本、中堅の丸の開幕スタメンは確実。その他のポジションは2年目の秋広、中山をはじめ、きょう24日から1軍に合流するドラフト5位の岡田(法大)にもチャンスはある。「稼ぎたいなら頑張りなさいということ」と元木コーチ。まずは大阪遠征のメンバーに入ることが、開幕1軍への最初のミッションとなる。(川島 毅洋)

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2022年2月24日のニュース