伊東勤氏 ロッテ・森は変化球に直球、クイックやけん制も投手の資質持ち合わせている

[ 2022年2月24日 05:30 ]

練習試合   ロッテ4ー1オリックス ( 2022年2月23日    SOKKEN )

<ロ・オ>3回1安打と安定感を見せるロッテ先発・森(撮影・井垣 忠夫)
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 【伊東勤 視点】森は全体的にまとまっていた。変化球もうまく使えるし、直球にも切れがある。佐々木朗の急成長もあり簡単にローテーションに入ることはできないが、チャンスがあれば先発で使ってみたいタイプだ。クイックやけん制も無難にまとめていたし、投手としての資質は持ち合わせている。

 打撃陣では3年目の高部が2安打。藤原、平沢にも1本出た。ただこのクラスの選手たちの浮き沈みが激しいことがロッテの課題だ。3割打っていた選手があっという間に2割近くに落ち込んでしまう。そこで提案だが、中村奨&外国人の主軸は動かさず、他はベンチワークで好調な選手をポジション、打順にパーツとしてはめ込んで使ったらどうか。「旬な選手」を使い切る野球。混戦模様となりそうなパ・リーグで抜け出す決め手になるかもしれない。

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