「尻」に火？西武・山川が復活弾！　打席テーマ「構えた時の“お尻”」の位置決め下半身固定

練習試合   西武2―4ソフトバンク　※特別ルール （ 2022年2月22日    アイビー ）

＜ソ・西＞7回無死一塁、左越え2ランを放つ山川（撮影・岡田　丈靖）
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　「尻」を打撃のテーマに掲げる西武・山川が今季初の対外試合となったソフトバンクとの練習試合でチーム1号を放った。4番で出場し、7回無死一塁から左中間に2ラン。「キャンプでやっている、構えた時の“お尻”を引き続きやった。結果がついてきた」とうなずいた。

　尻に火が付いている。昨季は打撃フォームが定まらず不振に陥り、4年ぶりに規定打席に到達しなかった。今季は打席で「尻」の位置を決めることで、下半身全体を固定する取り組みをする。「お尻のことのみを考えたい。ルーティンができている」と余計なことを考えないようにし、田浦の外角高めのツーシームを完璧に捉えた。

　辻監督は「目尻」を下げた。「昨年までとは違い、力みがない。実戦で確率よく打ってくれたらいい」と期待。山川は「ファンの皆さんも待っている」と昨季終盤に封印した「どすこいポーズ」を解禁した。1月のコロナ感染で1軍合流は6日と出遅れたが、大砲が今季実戦初本塁打と調子を上げてきた。（神田　佑）