日本ハム“二刀流”上原が野手で初実戦「ストライク全部振る」三振＆二ゴロも収穫

2軍練習試合   日本ハム12－2中日 （ 2022年2月22日    名護 ）

＜日・中＞初回1死一塁、空振り三振の上原（撮影・高橋　茂夫）
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　今季から投打二刀流に挑戦している日本ハム・上原が22日、2軍練習試合の中日戦で野手としての初実戦を踏んだ。打順は「ちょっと（オーダーを決めた2軍監督の）木田さんに遊ばれているな…という感じがあった」という4番。「前の晩は緊張して全然寝付けなかった。こんなに緊張したのは久しぶり」と試合に入った。

　初回、1点先制後の1死一塁で回った初打席は140キロ速球に空振り三振。4回先頭での第2打席は初球で二ゴロと、左腕・笠原に抑えられて交代した。ここまでは打撃投手相手の練習だけで「（球が）めちゃめちゃ速かった」と苦しみながらも、「ストライクは全部振っていく。決めていたことができたのは良かった」と自分なりの収穫があった。

　何より必要なのは試合の経験。「今日は1打席目に感じたことを2打席目に生かしてやった。できるだけ（打席に）立ちたい」と先の調整をにらんだ。