日本ハム“木田画伯” 頼もしい新担当コーチ陣

[ 2022年2月23日 07:48 ]

頼もしい新担当コーチ陣を描いた木田画伯
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 日本ハムの木田優夫2軍監督(53)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、沖縄・国頭の2軍キャンプで支えてくれるコーチ陣について。昨季までの1軍から配置転換となった飯山裕志内野守備走塁コーチ(42)、上田佳範外野守備走塁コーチ(48)、そして新任の川名慎一育成コーチ(51)が加わった頼もしい2軍コーチ陣の協力で新米2軍監督はキャンプを乗り切ります。

 春季キャンプは最終クールに入りました。ファームも22日にはドラゴンズ2軍との練習試合を行い、より実戦的な練習を増やしてきています。

 ただ、今年は雨の日が多く、例年より室内で練習する日が多くなっています。練習メニューなどを工夫しなければいけなくなっているのですが、そこはコーチの皆さんがしっかりとやりくりしてくれているので本当に助かっています。特に室内で打撃練習と守備練習などを一緒に行う時は、そのスペースをどう使うかを考えなければいけないのですが、そこも野手コーチが工夫してくれています。

 その野手コーチは、バッテリー担当の山中潔コーチと打撃担当の渡辺浩司コーチ、矢野謙次コーチは去年から引き続き一緒にユニホームを着ていますが、守備コーチは飯山裕志コーチと上田佳範コーチが1軍からファームのコーチに就任。また、今年から育成コーチというポジションが復活して川名慎一コーチが就任しているので、このメンバーで一緒に練習しています。

 内野守備走塁担当の飯山コーチとは現役時代も一緒にプレーしていて、皆さんもご存じの守備のスペシャリストです。外野守備走塁担当の上田コーチはファイターズで活躍した後、ドラゴンズに移って引退し、ドラゴンズとベイスターズでコーチを経験しています。指導者としては僕よりも経験豊富です。

 川名コーチは、僕が現役でファイターズに移籍してきた時のコーチでもありますが、そのほかにスカウトやスコアラーをしていただけでなく、ゴルフの研修生もしていて、いろんな経験を積んできた人です。

 今年もこんな多彩なコーチたちと一緒に、チーム強化に頑張っていきます。(日本ハム2軍監督)

 ≪北山&石川直が好投 うれしい収穫に≫1軍が休日だったこの日、名護で行われた中日との2軍練習試合は打線が14安打を放って12―2と大勝。走塁面も3盗塁と積極的だったが、一方で内野守備陣が4失策を記録した。一時は逆転を許した5回の2失点も2失策が絡んだもの。反省点も多かった中、木田2軍監督にとっては155キロを計測した新人の北山(京産大)や右肘手術から復活を期す石川直の好投などはうれしい収穫だった。

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2022年2月23日のニュース