阪神ドラ1・森木 実戦デビューは3・4からのオリックス3連戦が有力 23日に初のフリー打撃登板

[ 2022年2月23日 05:30 ]

阪神・2軍安芸キャンプ

藤川SA(左)の前で投球する森木
Photo By スポニチ

 阪神のドラフト1位・森木(高知)が3月4日からの教育リーグ、オリックス3連戦(鳴尾浜)での実戦デビューに照準を合わせていくことが分かった。

 2軍の安芸キャンプで順調に調整を進め、23日には初めてフリー打撃に登板し、プロの打者の反応を体感する予定。中1日で25日にはシート打撃に登板する計画で、デビュー戦の時期として帰阪後のオリックス3連戦が有力になった。

 平田2軍監督も最終クールの登板を見た上で…と前置きしながら「シートに登板するのが金曜だから、教育リーグも次の週末のどこかでとなる」と逆算スケジュールを視野に入れた。安藤投手コーチも「シート登板でOKなら次の可能性は出てくる。焦らず、焦らせずに行きたい」と説明。高卒1年目としては異例のスピードでの実戦デビューが確実になった。

 第5クール最終日だった21日には藤川球児スペシャルアシスタント(SA)の前で力感あふれる投球練習を披露。同郷でドラフト1位の大先輩から「近未来のスゴい力を発揮する能力がある」と背中を押され、「これからどんどん挑戦して、たくさん失敗もして高めていきたい。相手が打ちにくいボールを投げられるようにするだけ」と決意を新たにした。森木と同じ行程でドラフト5位・岡留(亜大)も初実戦へ向けて段階を踏んでいく予定だ。

続きを表示

2022年2月23日のニュース