DeNA牧　駆け付け一発！1軍合流即日、代打で3ラン　三浦監督「貫禄がある」

練習試合   DeNA8ー2広島　※特別ルール （ 2022年2月22日    宜野湾 ）

＜D・広＞5回無死一、二塁、代打で右越え3点本塁打を放つ牧（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　こちらも全快弾だ。DeNAの牧が、1軍合流初日となった広島との練習試合に途中出場。5回の初打席で、右翼ポール際に3ランを放った。

　「強く打つのをテーマにやってきたので、打ててよかった。風に乗ってくれました」

　5―2の5回無死一、二塁。ソトの代打で登場し、大道の3球目の外角スライダーを逆方向に運んだ。1月28日に新型コロナウイルス陽性判定を受けて出遅れた。2軍調整を経て、この日1軍に合流したばかり。途中出場ながら見事な代打弾は、今季4試合目となったチームの対外試合1号となり「下半身を強く使って打つことに取り組んできたが、それができた」と自画自賛した。7回にも左前打し2打数2安打。出遅れの不安を感じさせない姿に、三浦監督も「牧は貫禄がある。右方向の打球も持ち味だし順調で問題ない」と目を細めた。

　プロ1年目だった昨季はリーグ3位の打率・314、22本塁打で71打点をマーク。新人特別賞を受賞した。オフは17年目の大和と合同自主トレを行い、二塁の守備にも力を入れ、さらなる飛躍を目指すプロ2年目。牧は「今年は1軍の雰囲気も分かっているし、余裕を持ってできている」とうなずいた。（大木　穂高）