広島・栗林　新人王の貫録!　わずか9球で打者3人料理「ストライク先行で打者と勝負できた」

練習試合   広島2－8DeNA　※特別ルール （ 2022年2月22日    沖縄・宜野湾 ）

＜D・広＞8回に登板した広島・栗林は3者凡退に抑える（撮影・奥　調）
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　広島の守護神・栗林が今春初の実戦で昨季新人王の貫禄を示した。22日のDeNAとの練習試合で6点劣勢の8回に登板。わずか9球で打者3人を料理し、「内容がすごく良かった。ストライク先行で打者と勝負できた」とうなずいた。

　森と山下を空振り三振に仕留めると、代打・伊藤光は二飛に斬った。決め球はいずれも直球で、最速は148キロをマーク。ボール球は1球しかなく、佐々岡監督は「順調。フォークが結構落ちているし、真っすぐも良かった」とニンマリだ。

　被安打よりも与四球が多かった1年目の反省から、制球力を向上させようとオフは下半身強化に励んできた。「今は足の動かし方を変えることで今日の結果が出ている。意識するポイントが腕や指先ではなく下半身なので修正しやすい」と手応えを強調していた。