ロッテの“イケトラ”コンビが開幕1軍猛アピール ドラ2池田が先頭弾&ドラ1松川2安打プロ初打点

[ 2022年2月23日 05:30 ]

練習試合   ロッテ12ー4オリックス ※特別ルール ( 2022年2月22日    SOKKEN )

<オ・ロ>初回、池田は左越えに先頭打者弾(撮影・井垣 忠夫)
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 幕張のルーキーコンビのアピールが止まらない。ドラフト2位・池田(国士舘大)と、同1位・松川(市和歌山)が、オリックスとの練習試合での17安打12得点の圧勝に貢献した。

 まずは「1番・三塁」の池田だ。初回、本田の146キロ直球を捉え、左翼ポール際へ先頭打者弾。「先頭でチームに勢いをつけられた。直球を本塁打できてうれしい」という対外試合初アーチに続き、5回には右犠飛で2打点目を挙げるなど、17日の巨人戦から4試合連続安打と好調が続く。

 松川も負けていない。「5番・捕手」で出場し、3回2死二塁から左前適時打を放ち「プロ初打点」。6回にも左前打のマルチ安打で、対外試合5試合で計6安打となった。守っても昨季の開幕投手を務めた二木、本前の2投手を好リード。6回1安打1失点とほぼ完璧に抑えた。2022年2月22日のこの日、攻守で存在感を見せた背番号2は「アピールしないと1軍に残れない。チームのために考えながらやりたい」とどこまでも貪欲。井口監督も「これからローテ投手が投げるので相性を見ながらやっていきたい」と高卒新人捕手ながら、即戦力としての期待を口にした。

 名前は「来翔」と書いて「らいと」と読む池田と、「虎生」で「こう」と読む松川。「イケトラ」か、はたまたありがたい「御ライコウ(来光)」か――。幕張のライジングサンコンビの、開幕1軍が現実味を帯びてきた。(君島 圭介)

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