スカッグス急逝事件に元同僚ハービーが関与か クラブハウスで医療用薬物の共有を証言

[ 2022年2月16日 12:29 ]

19年7月に27歳で急死したエンゼルスのスカッグス投手(AP)
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 エンゼルスの元投手タイラー・スカッグス氏が2019年に急逝した事件を巡り、同球団の元職員エリク・ケイ氏の責任を問う裁判で、マット・ハービー投手(32=オリオールズからFA)、C・J・クローン内野手(32=ロッキーズ)ら4選手がケイ氏から医療用麻薬の提供を受けたと証言した。15日(日本時間16日)、AP通信など複数の米メディアが報じた。4選手は過去にエンゼルスでプレーしていた。

 19年に1シーズンだけエンゼルスでプレーしたハービーは同年4月に医療用薬物の服用を開始し、クラブハウス内でスカッグスと共有していたと述べたという。

 スカッグス氏は遠征先のホテルで医療用麻薬とアルコールを摂取後、吐しゃ物で窒息死した。裁判では死につながった薬物の提供元がケイ氏だったかが争点となっている。

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2022年2月16日のニュース