ソフトB・和田 東京五輪出場を悩んでいた千賀の背中を押した理由「長い人生を考えたら凄いプラスに…」

[ 2022年1月31日 20:03 ]

ソフトバンクの和田毅
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 ソフトバンクの和田毅投手(40)が30日に更新されたプロ野球解説者の池田親興氏(62)のYouTubeチャンネルに出演。東京五輪出場を迷っていた千賀滉大投手(28)の背中を押したエピソードを明かした。

 千賀は昨年4月に左足首のじん帯を損傷し東京五輪出場が危ぶまれたが、驚異的な回復で辞退者の出た侍ジャパンに加わって金メダル獲得に貢献した。

 04年のアテネ五輪で銅メダルを獲得した経験がある和田は、千賀が東京五輪に出場するか悩んでいた時期に「いけるんだったら絶対に行った方がいいと思って、チームで貢献してないとか一切考える必要がないと思ってました。(僕の)経験もありましたし、“絶対にいけ”って言いましたし、その時に城島さんもいたのかな?城島さんも“絶対にいけ”って言ってました」と千賀の背中を押したようだ。東京五輪に行った方がいいと思った理由について「これを言ったら僕はプロ野球界から怒られるかもしれないですけど」と話した上で「自分のプロ野球人生というのは何年ですけど、自分の人生のことを考えたらオリンピックに出たという事は凄く人生においてプラスなのかなと思いました。2021年金メダルというのは野球を知らない人でもパッと出てくるものなので、これ以上の事はないと思うんですよね」と語った。

 「千賀にとって野球人生というのもそうですけど本人の長い人生を考えたら凄いプラスなことを経験できるんじゃないかなと僕は思いました。どこか痛くて無理して出るというのだったらそれは考えないといけないですけど、どこも痛くなくてそれで呼んでもらえてそれほど光栄なことはないぞと思って、結果が出てないからって辞退するのは辞めてほしいと思いましたし、城島さんも同じようなことを言ってました。それがきっかけになったかわかりませんけどね」とより深く東京五輪に出場した方がいいと勧めた理由を話した。

 東京五輪後に千賀から充実した表情で「行けて良かったです」と言われてシーズンの後半戦に向けて気合が入っていたことを明かした。

 動画では五輪とWBCの違いについても話している。

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2022年1月31日のニュース