ドン小西氏　新庄ビッグボスのグラブコート「演出力」称賛もデザインにはダメ出し連発

ドン小西氏が批評した新庄監督のグローブ柄のコート（撮影・篠原岳夫）
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　ファッションデザイナーのドン小西氏（71）は、日本ハム・新庄監督のコートについて「彼の演出力、アピール力は本当に凄い。これでもかとばかりにグラブをあしらい、プロ野球の季節が待ち遠しい人には楽しめたんじゃないか」と称賛した。

　かつて、国際的に活躍するスポーツ選手が出国・帰国時の空港ファッションを大々的に報じられたことになぞらえて「まるで成田ファッションショーだ」と表現。サッカー元日本代表の中田英寿氏（45）が超ロングマフラーで帰国した例を挙げて「彼はあれでレジェンドになったね。はやったし、マネする人もたくさん出たね」と振り返った。

　ただ、今回の那覇空港での“グラブコート”には「意表は突いてくれたけど、ファッションとしてはクオリティーが低いよ」とダメ出しを連発した。デザインについて「いろいろおかしい。トレンチコート風のデザインだけど、彼の身長に対して丈は中途半端だし、裾は広がっていてスカートみたいだ。ベルトは細すぎるし、位置も高すぎる。グラブも貼り付けただけという感じ。はったりは利いてるが、それだけだ」と酷評した。

　「話題性だけじゃなくて、デザイン性も高めてほしい」と注文をつけた上で「オレに相談すればいいのにな」とアピールした。