前日本ハム・秋吉　独立L・福井ネクサスエレファンツ入り発表「新球団、新リーグを盛り上げていきます」

日本ハムを自由契約となり、独立リーグ入りを決意した秋吉
Photo By スポニチ

　プロ野球独立リーグ・日本海オセアンリーグ所属の福井ネクサスエレファンツは31日、前日本ハムの秋吉亮投手（32）の入団が決まったと発表した。

　秋吉は球団を通じ「この度、福井ネクサスエレファンツに入団することになりました。1試合でも多く投げ、地域の皆様、ファンの皆様に感動をお届けできるよう頑張ります。新球団、新リーグを盛り上げていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

　秋吉はプロ8年目の昨季、8月に国内FA権の取得条件を満たしたが、自己最少の10試合登板に終わった。このオフに日本ハムが保有権を放棄して大田（現DeNA）、西川（現楽天）とともに自由契約を通達されていた。

　ヤクルト時代の17年には侍ジャパンの一員としてWBCで活躍し、日本ハムに移籍した19年には25セーブを挙げたサイド右腕。秋吉は本紙の取材に対し「お金というより野球を続けたい気持ちの方が強い。このまま野球が終わる（現役を引退する）ことだけは嫌。まだまだ野球を続けたい」と悲壮な覚悟を口にしていた。