オリックス・由伸 昨年3472球の疲労蓄積も心配無用 開幕準備OK「いいオフを過ごせた」

[ 2022年1月31日 05:30 ]

<オリックス>宮崎入りした山本由伸(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・山本が30日、2月1日のキャンプインに備えて宮崎入りし、“開幕準備OK”を強調した。

 「オフは凄く短かったけど、しっかり体を整えながらトレーニングもできた。現段階では、いいオフをしっかり過ごせたのかなと」

 調整は万全だ。投手タイトルを総ナメした昨季の山本は、東京五輪や昨年11月末の日本シリーズまで年間3472球も投げた。絶対エースの唯一の不安材料が蓄積疲労で、中嶋監督は「無理に開幕に合わせるのは違う。休みも取れて調整もできて“さあ、いきましょう”が開幕なら、いけばいい」と話していた。その指揮官に“心配無用”を示した形だ。

 すでに傾斜を使った投球練習も実施しており「投げる準備はできている」。例年ブルペン投球開始は第1クール後半だが、今年は1週間近く遅い2月10日前後を想定。その青写真が、「3・25」に照準を合わせていることを物語る。開幕戦は12年からリーグワーストの10連敗中。山本がプロ野球ワースト11連敗(91~01年阪神)に並ぶ不名誉記録を阻止する。 (湯澤 涼)

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2022年1月31日のニュース