日本ハム・ドラ3水野は打撃&ドラ9上川畑は守りをアピールだ!

[ 2022年1月31日 05:30 ]

那覇空港に到着した水野(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムのドラフト3位・水野達稀(21=JR四国)と、同9位・上川畑大悟(25=NTT東日本)の両新人内野手が30日、若手選手らとともに春季キャンプ地の沖縄入りした。ともに1軍スタートが決まっており、水野が「気持ちは高まっている」と話せば、上川畑は「いよいよ始まる」と心境を口にした。

 ともに右投げ、左打ちの遊撃手だが、タイプは異なる。水野は1メートル71と小柄ながらもパンチ力のある打撃が武器。社会人時代は19年の都市対抗、21年の日本選手権で本塁打を放っており「打撃を評価していただいたので、打撃をまずは見ていただきたい」とバットでアピールを誓う。

 一方の上川畑は守備範囲の広い好守が持ち味。特に打球反応、素早いスローイングは社会人屈指で、強豪NTT東日本では1年目からレギュラーとして活躍し、20年秋の都市対抗で準優勝に導いた実績を持つ。「守備が一番売りなので、しっかりアピールしたい」とグラブで生き残りを図る。

 近年チームは遊撃を固定できておらず、アピール次第で2人にもチャンスはある。水野は「まずは(安打を)一本出したい」と話せば、上川畑は「実戦でアピールしたい」。攻、守それぞれの武器で、開幕1軍切符をつかみ取る。(清藤 駿太)

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