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オリックス・福良GM「忘れたらいけない」がんばろうKOBE 神戸のファンに今年こそ日本一の勇姿を

[ 2022年1月18日 05:30 ]

阪神大震災の被災者を悼み、黙とうを捧げる福良GM(左)と田口コーチ(右)(撮影・北條 貴史)
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 「1・17」の誓いを忘れない。オリックスは大阪市此花区のオセアンバファローズスタジアム舞洲で、当時主力選手だった福良GM、田口外野守備走塁コーチら約90人が神戸方面に黙とうをささげた。

 大阪に本拠を移しても、神戸への思いは消えない。福良GMは「忘れたらいけない日。何年たっても覚えています。忘れることはできない」と絞り出した。神戸市垂水区の自宅で被災したのは、宮古島の自主トレに出発する直前だった。キャンプ開催すら危ぶまれたが「がんばろうKOBE」を合言葉に、シーズンでは快進撃。故仰木彬監督の下、リーグ優勝を果たすと、翌年は連覇、日本一と復興の象徴となった。

 昨季は25年ぶりリーグ優勝。くしくも、95年と同じヤクルトとの日本シリーズに挑み、第6戦の、ほっともっと神戸で再び因縁の相手に敗れた。被災後、歓喜した神戸のファンに、今度こそ勇姿を届ける。

 福良GMは「昨季の悔しさはあるが、それは選手や監督、コーチが一番思っている。みんな何とかしようという気持ち、今年にかける思いは強いと思う」と期待し、田口コーチは「あの時(96年日本一)と同じようにいければ。(今季も日本シリーズが)1試合でも神戸でできたらいいのですが」と神戸開催を願った。オリックスの26年ぶりの日本一には、大きな意義がある。(湯澤 涼)

 ≪水島氏の訃報に絶句≫ ○…オリックス・福良GMは水島氏の訃報を伝え聞き「先生、亡くなったの?うそ、いつ?」と絶句した。水島さんと親交があり都内の野球居酒屋「あぶさん」店長の石井和夫さんが、母校・延岡工の先輩という縁があった。「一緒に食事もしたし、『ドカベン』だったかな、娘と一緒に描いてもらった。残念ですよね。あそこまで野球を愛した人はいなかったんじゃないか」と故人をしのんだ。

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