20年ぶり日本一のヤクルトに激震!つば九郎がまさかのFA宣言 高津監督の「絶対大丈夫」を曲解か

[ 2021年12月12日 17:32 ]

FA宣言したヤクルト・つば九郎
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 20年ぶりの日本一に輝いた王者ヤクルトに衝撃が走った。ヤクルトは12日、人気球団マスコット「つば九郎」がフリーエージェント(FA)を宣言したと発表。つば九郎も決意のコメントを公表した。なお、つば九郎のFA宣言は2012年以来9年ぶり2度目となる。

 ヤクルトはこの日、球団公式サイトのトップページ最上部に「つば九郎 FA宣言について」のタイトルでリリースをアップ。「12日(日)、つば九郎がFA宣言いたしましたので、お知らせいたします」と短く淡々と事実を伝えた。球団が「以下、つば九郎のコメントです」とした中で、本人ならぬ本鳥は「つばくろうは、FAせんげんいたします。2021つばくろう まふゆのだいぼうけんだ!!」とどこかで聞いたようなセリフで高らかにFA宣言。「みなさまへ とうきょうやくるとすわろーず つばくろうは、2012ねんいらい、2どめのFAせんげんをいたします。いろんなかたから、つばくろうなら『ぜったいだいじょうぶ!!』とFAせんげんで1どきもちをととのえて、2022ねんにいどみたい。2022ねんは、ますこっとはつの2000しあいれんぞくしゅつじょうもあります。らいきもえみふるなとしになりますように。すこしかんがえるじかんをください。ちーむめいとにもそうだんします。つばくろう。」と決意を明かした。チームを6年ぶりのセ・リーグ優勝、そして20年ぶりの日本一へと導いた高津臣吾監督(53)の「絶対大丈夫」をどう理解したのか、FA宣言に至った模様だ。

 チームと競馬を愛し、大親友の石川雅規投手(41)らナインとの深い絆でも知られる、つば九郎。だが、広島など他球団の選手にも親交の深い“おとももち”を多数抱える。セ優勝、そして日本一でチームとともに流した感動の涙は偽りだったとは思えないが…。熟考の末の決断が待たれる。

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