阪神・糸原 故郷の島根でシンポジウム参加 2年ぶりに再会した恩師の開星・野々村監督の激励に応える

[ 2021年12月12日 05:30 ]

出雲ドームでのシンポジウムに参加した糸原(右)は開星・野々村監督の激励を受ける(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神・糸原健斗内野手(29)が11日、故郷の島根県出雲市で開催されたシンポジウム「夢の向こうに」に参加し、2年ぶりに再会した開星・野々村直通監督から直々に激励された。

 「(昨春に)監督に戻られて、また一段と迫力があるなと思った。今年悔しい思いをしたので、3割打って、チームを率先して引っ張っていければ」

 現役部員を引き連れて見守った野々村監督から「3割打者になってほしい」と望まれ、「1年間戦える体づくりをして来年はやり返す」と闘志を燃やした。5年間で規定到達は3度あり、自己最高は打率・286(18、21年)。初大台のためにも18、19年のような全試合出場を見据えた。

 1年目に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷を負った際に恩師からは「けがは自分で治すもの。早く治れと思い続けたら絶対早く治る」と言われた。以来「気合で治すようにしている」という。高校時代の厳しい指導は、いまも礎。期待に応える覚悟はある。(長谷川 凡記)

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月12日のニュース