阪神ドラ6豊田が仮契約 13年岩崎、20年中野のドラ6成功の系譜歩む「1年目からしっかり活躍したい」

[ 2021年12月12日 05:30 ]

仮契約交渉を終え、色紙を手にポーズを決める阪神6位の豊田(球団提供)
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 阪神からドラフト6位指名された日立製作所・豊田寛外野手(24)が11日に大阪市内のホテルで交渉し、契約金3500万円、年俸800万円で仮契約を結んだ。改めて即戦力の期待をかけられ、近年成功例の多い“ドラ6の系譜”を歩むべく意気込んだ。

 「特に順位は意識はしていないが、1年目からしっかり活躍したい。開幕1軍を目指して、1年間1軍で試合に出たいと思います」

 下位指名でもチャンスをつかんだ先輩がいる。遊撃に定着して近本以来3人目の新人盗塁王に輝いた中野は20年6位。「積極的な走塁は自分の持ち味。しっかり生かしていけたら」と2桁盗塁を見据えた。

 侍ジャパンで東京五輪金メダルに貢献した岩崎は13年6位。「上の舞台を目指していかなきゃいけないと思う。いつかそういう舞台でできたら」と高校、大学に続く代表入りも目標の一つだ。

 先の都市対抗では1回戦で本塁打を放った際に両足をつって途中交代し、2回戦は出場なく敗退。阪神のチームドクターからは「左ふくらはぎの軽度の筋挫傷」と診断された。「トレーナーの方と相談して、これからやっていきたいと思います」。年明けの入寮を控え、まずは完治を期した。(阪井 日向)

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2021年12月12日のニュース