広島ドラ3中村健　目標は社会人時代の先輩「クリさんとのお立ち台」打ってコイ党沸かす

＜広島＞新入団選手施設訪問でグラウンドでソフトボールをする子供たちに手を振る中村健（右）と松本（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　広島の育成を含む新人11選手がマツダスタジアムなどを施設見学した。ドラフト3位・中村健（トヨタ自動車）は社会人時代の1学年先輩・栗林と本拠地のお立ち台に立つことを目標に掲げ、「僕が8回裏に逆転本塁打か逆転打を打って、9回表をクリさんに抑えてもらえば一緒に立てるかもしれない。クリさんとのお立ち台を一つの目標に頑張りたいです」と思い描いた。

　今季のお立ち台で栗林が突然「ウオー！」と絶叫した珍場面も確認済み。「僕もいいアイデアがあれば、やってみたい」と陽気な性格を生かす策を思案中だ。施設見学では本拠地の観客席にも立ち、「打って（観客を）沸かせられれば最高。重圧のかかる打席を意気に感じてフルスイングしたい」とコイ党を喜ばせる一打を誓った。

　《マツダでの活躍イメージ》マツダスタジアムはソフトボール大会が開催中のためグラウンドには降りられず、ドラフト1位の黒原（関学大）は「マウンドに立つのは、1軍を勝ち取ったときの楽しみに取っておきたい」と逆に励みにした。同2位・森（三菱重工West）も「まだイメージはできていないけど、このきれいなグラウンドに早く立ちたい」と意気込み、他に廿日市市内の大野寮などを家族とともに見学した。