西武・辻監督しのぶ 戦力外から“野村氏の再生工場”ヤクルトで延びた現役4年

[ 2021年12月12日 05:30 ]

野村克也氏をしのぶ会 ( 2021年12月11日    神宮 )

野村克也さんの思い出を語る西武・辻監督(撮影・島崎忠彦)
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 常勝西武から野村IDへ。ヤクルト時代の96~98年の3年間、野村監督の下でプレーした西武・辻監督は「あの人のおかげで僕は現役が(99年まで)4年延びた。それで(ID野球を)経験できた」と故人をしのんだ。

 95年に西武を戦力外。ロッテからも誘われたが、野村野球を勉強したいとヤクルトに決めた。西武時代92、93年の日本シリーズは、ヤクルトと2年連続で第7戦にもつれる死闘。野村監督の「辻のプレーでウチは負けた」との言葉も聞いた。

 「そういうのもあり(今季は)ヤクルトの優勝になった気がする。再生工場。いろんな選手がよそから来て、経験を積み外に出ていった」。来季、チームでは山川、外崎らが不振だった「獅子おどし打線」再生を目指す。

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2021年12月12日のニュース