阪神ドラフト1位、佐藤輝が特打で150メートル弾&4連発 9日に初の対外試合、日本ハム戦

[ 2021年2月8日 16:32 ]

特打でロングティーを行う佐藤輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手が9日の日本ハム戦(名護)で初の対外試合に臨む。キャンプインから特大の柵越えで期待を高めた大物ルーキーが、本格的な実戦で真価を発揮する。

 8日の練習ではフリー打撃で86スイングで18発。キャンプ2度目となった居残り特打では118スイングでバックスクリーンへの150メートル級や4連発を含め、33発をマーク。それでも柵越えをしても、首を傾げる仕草を見せるなど、飛距離にはこだわらず、とらえるポイントを確認することに取り組んでいた。

 紅白戦では2試合で6打数1安打。7日に谷川から右前打を記録したが、藤浪には155キロに空振り三振。プロのレベルを肌で感じた。「ヒットと言っても、ただのセカンドゴロ。藤浪さんの球は、これまであんな球は見たことがなかった」と課題として頭に刻み込んでいた。矢野監督も「実戦の中で(起用について)基準ができてくる」と注目。違うユニホームを相手に、誓うのは迷わないフルスイングだ。

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2021年2月8日のニュース