中日・ビシエド 初フリー打撃で柵越え4本 順調な回復ぶり披露

[ 2021年2月8日 12:32 ]

<中日2軍キャンプ>今キャンプ初の屋外フリー打撃を行い、サク越え弾を放つビシエド(撮影・椎名 航)
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 昨年10月に左肩を脱臼した中日・ビシエドが8日、2軍・読谷キャンプで故障後、初めてフリー打撃に臨み、4本の柵越えを披露。順調な回復ぶりを見せた。

 2軍本隊とは別メニューで調整を続けるビシエドは、他の選手が昼食中に一人きりで打席に入った。

 序盤は軽めにスイングしていたものの、数を重ねる毎に打球は力強さを増し、後半に柵越えを連発。打撃投手を務めた波留2軍打撃コーチも投げながら「オッケーィ」と叫ぶなど、主砲の回復ぶりに笑みを浮かべた。

 ビシエドは昨年10月28日の阪神戦(甲子園)で守備の際、打球に飛びつき左肩を負傷。脱臼と診断されていた。オフ期間も真面目にリハビリに取り組み、キャンプは来日初の2軍スタートながら、すでに一塁でのノックも行うなど守備面でも問題はない様子。

 竜の頼れる4番が3月26日の開幕に向けて、着実にペースを上げている。

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2021年2月8日のニュース