沢村 レッドソックス有力 昨季チーム防御率28位…リリーフ陣強化へ

[ 2021年2月8日 02:30 ]

大リーグ移籍を目指し渡米中の沢村
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 ロッテから海外FA権を行使し、大リーグ球団と交渉中の沢村拓一投手(32)が、レッドソックスへの移籍が有力となっていることが6日(日本時間7日)、分かった。

 昨季ロッテで22試合に救援登板して防御率1・71の好成績を残した沢村は、今月に入って渡米。現地でジョン・ボッグス代理人と話し合いながら交渉を進めていた。昨年12月、同代理人は6球団ほどから問い合わせを受けていると説明していたが、米球界関係者の情報を総合すると、レ軍が筆頭候補に浮上しているもようだ。

 コロナ禍の影響で例年以上に移籍市場の動きは鈍かった。しかし、昨季ア・リーグ最優秀救援投手の右腕ヘンドリックス(アスレチックス→ホワイトソックス)や同最多セーブの左腕ハンド(インディアンス→ナショナルズ)ら、FAの大物救援投手の移籍先が続々と決定。沢村の交渉も本格化していた。

 昨季ア・リーグ東地区最下位のレ軍は、チーム防御率が30球団中28位の5・58。守護神のバーンズは昨季1勝3敗9セーブ(リーグ最多は16セーブ)、防御率4・30と低調で、18年以来の世界一に向け、リリーフ陣も補強が急務となっている。

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2021年2月8日のニュース