さあ若竜サバイバル　9日の中日紅白戦に根尾は1番、石川昂は4番で先発　与田監督が明言

9日の紅白戦に1番で先発する中日・根尾（左）。立浪臨時コーチ（右）の教えを実践できるか。
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　若竜の熱き戦いがいよいよ始まる。中日・与田監督は9日の紅白戦で根尾を「白組・1番」、石川昂を「紅組・4番」で起用することを明言。「試合は“試し合い”。結果を出すことばかりでなく、何を試してどういう結果が出たか大事」と内容も加味しながら開幕に向けて戦力を整えていくことを明かした。

　3年目の根尾は「ショートのレギュラー」を目標に掲げキャンプイン。連日、立浪臨時コーチから熱血指導を受け、打力アップに努めている。指揮官は「結果をあまり求め過ぎてもいけないが、期待している自分もいる」と本音を吐露。根尾の活躍次第では「京田に対してもだけど、他の選手も危機感が出る」とチーム内の競争激化を歓迎した。

　一方、石川昂はキャンプ2軍スタートながら、ここまで順調に練習を重ねており、「今年1軍で出られそうな雰囲気を感じたい」と与田監督。「月末までたっぷり時間はある」と今後の実戦次第で1軍に昇格させることも示唆し、チームに少ない長距離砲へ発破をかけた。

　その他にも成長著しい岡林は紅組の1番で、ドラフト6位ルーキー・三好（JFE西日本）は紅組3番で起用することを明かし、活躍に期待を寄せた。