ロッテの大谷智久が現役引退、育成投手コーチ就任発表 「勝利のため、未来のために、全力を尽くす」

[ 2020年12月14日 17:19 ]

ロッテ・大谷智久
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 ロッテは14日、今季限りで自由契約となった大谷智久投手(35)が今季限りで引退し、来季から育成投手コーチに就任することを発表した。大谷は報徳学園3年発春の甲子園で優勝投手となり、早大、トヨタ自動車を経て10年に入団し、通算340試合に登板して20勝34敗、120ホールド、防御率3・67をマークした。

 また、来季のコーチングスタッフも発表し、野手総合兼内野守備コーチとして元オリックスの森脇浩司氏を招へいし、堀幸一2軍打撃コーチが育成総合兼育成打撃コーチとなる。

 なお、大谷のコメントは以下の通り。「ファンの皆さま、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。幼い頃から野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめ沢山の方々と仲間のサポートがあって09年ドラフトでマリーンズに入団をすることができました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号14をつけさせていただく事となり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド、先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもないボクをいつも大声援で送り出してくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき、いくたの困難をともに乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。選手に寄り添い、一人一人の個性を伸ばせるようボク自身も学び、野球人として一人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしてまいります。11年間、本当にありがとうございました」

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2020年12月14日のニュース