中日・大野雄 DH制は“大歓迎”「故障が理由ではなく、投球に集中できる」

[ 2020年12月14日 20:52 ]

ラジオに生出演した大野雄(右から2人目)
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 中日・大野雄大投手(32)は14日、巨人が来季のセ・リーグに指名打者(DH)制を暫定的に導入することを提案したことを受け、「僕は大歓迎」と好意的に受け止めた。

 今季10完投をマークするなど、初の沢村賞を受賞した左腕は「投手が打席に立つのはすごく大変。投球に集中できる」とDH制の賛同理由を説明した。

 ただ、故障リスクを減らす目的が理由ではないことを強く訴えた。もちろん「走者で出て、ヒットで(本塁に)還ってくるのは足が張るし、肉離れの可能性がある」と大野雄。実際に今季9月30日の阪神戦で三塁打を放った際には「次の日にめちゃくちゃ足が張った」という。

 ただ、「故障のリスクは高いけど、だからといってそれが理由ではない。故障でなく投球に集中するためとして歓迎です」と続けた。

 この日は東海ラジオ「山浦ひさしのドラゴンズステーション」に生出演。球団OB・岩瀬仁紀氏、SKE48・日高優月らと軽快なトークで今季を振り返った。

 東海ラジオはプレミアムウィークとして15日以降も「大澤広樹のドラゴンズステーション」(午後5時15分~)に中日の選手が生出演。15日は柳、16日は高橋、17日は山本、18日は福が登場し、番組を盛り上げる。

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2020年12月14日のニュース