楽天・岩見が3年目で初の年俸増 950万円でサインし「アップの評価をいただいた」

[ 2020年12月10日 18:10 ]

契約更改を行った楽天の岩見(C)Rakuten Eagles
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 楽天の岩見雅紀外野手(26)が10日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、30万円増の年俸950万円でサインした。2年連続で減俸だったが「アップという評価をいただいた」と明かし、プロ3年目で初の昇給となった。

 慶大から17年ドラフト2位で楽天入り。右の和製大砲として期待されていたが、昨季までの2年間は1軍で無安打。3年目の今季、9月10日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)でプロ初安打となるソロアーチを放った。最終的には16試合で打率・216、1本塁打、4打点という成績でシーズンを終え「初安打も初本塁打も、すごく時間がかかってしまった。出たことは嬉しいけど、ここからもっともっと1軍の戦力として働きたい。来年は1軍で最後までいられるぐらい頑張りたい」と来季を見据えた。

 今季限りで現役を引退した渡辺直人1軍打撃コーチは、オフの自主トレの師匠だった。季からはコーチと選手という立場になるが「直人さんの勝負強さであったり、状況を見て求められているプレーができる能力を、最後の(引退試合)でも見せてもらった」と岩見。プレーヤーとしての特徴こそ違えど「直人イズム」の継承者として1軍定着を目指す。(金額は推定)

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2020年12月10日のニュース