楽天・岸は5000万円減の2億5000万円 7勝0敗も4年契約終了で単年契約 「監督を胴上げしたい」

[ 2020年12月10日 17:54 ]

契約更改を行った楽天の岸(C)Rakuten Eagles
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 楽天の岸孝之投手(36)が10日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み5000万円ダウンの年俸2億5000万円プラス出来高払いでサインした。17年から楽天にFA移籍。今季で4年契約が終了し、来季は新たに単年契約を結んだ。

 今季は春先に腰を痛めた影響で、開幕は出遅れた。7月初旬に1軍に合流したが、状態が上がらずわずか3試合で2軍降格。ただ、9月に再昇格してからは圧巻のパフォーマンスを披露。10・11月度の月間MVPを受賞するなど、7勝0敗、防御率3・21という成績でシーズンを終えた。

 コロナ禍による調整の難しさはあったものの「その中で良い成績を残している選手もいるので、言い訳をするつもりはない」とした上で「何も仕事をしないで終わらずに良かった」と振り返った。

 移籍後の4年間については「(移籍)1年目は最低でも2桁というのができなくて、2年目はチームとして最下位。3、4年目は何も貢献できずに終わってしまった」と納得していない様子。来季からは西武時代の先輩でもある石井一久新監督がチームを率いることになった。「まさかですよね」と驚きつつも「監督を胴上げしたいという思いが凄く強い。ローテーションを守って優勝したい」と力強く言い切った。(金額は推定)

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2020年12月10日のニュース