金村義明氏 現役続行の斎藤佑樹に「直球と変化球の見分けがつかない。それくらいのレベル」

[ 2020年12月10日 22:10 ]

野球解説者の金村義明氏
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 元プロ野球選手で解説者の金村義明氏(57)が10日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。右肘じん帯損傷の影響で10年目で初めて1軍登板がなかった日本ハム・斎藤佑樹投手(32)が11年目となる来季に臨むことについて、コメントした。

 3年間勝ち星のない中での現役続行について金村氏は「個人的には好きで応援していた選手」としたうえで「プロ野球で公平なんてほとんどない。ドラフト1位の契約金と7位の契約金が全然違ったり」とドラフト1位入団は優遇されていること示唆した。

 年俸が1250万円(推定)になったことには「最高年俸4000万円くらいいってましたから、そこからジリ貧で本人はショックですけど、3年間勝ってなくて本人がやりたいといえばやれる契約内容になっているかもしれない」と私見を述べた。

 「藁をもつかむ気持ちでやっていると思う」と斎藤の気持ちを推し量った金村氏だが、今年のキャンプで投球を見た感想は「ボールが遅い。真っすぐか変化球か見分けがつかない。それぐらいのレベル。投球術はあるが、故障してから厳しい」と苦しんでいる現状を説明した。

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2020年12月10日のニュース