巨人坂本は現状維持の年俸5億円 来季も主将継続で7年目 「見せないと」若手に態度で示す決意

[ 2020年12月10日 18:31 ]

契約更改交渉に臨んだ巨人・坂本(球団提供)
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 巨人・坂本勇人内野手(31)が10日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円でサイン。来季も主将を託されたことを明かした。

 「(球団からは)特殊なシーズンだった中でチームをまとめてくれた、来年もキャプテンとしてチームまとめてくれという話をされました」

 新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れで過密日程だった今季。開幕直前に自身もコロナ陽性で10日間入院したが、115試合に出場し、打率・289、19本塁打、65打点。右打者史上最年少の31歳10カ月で2000安打も達成した。

 リーグ連覇に貢献した背番号6は、来季、主将7年目を迎えることが決定。「みんながさらに上を目指して、個の力が上がるように、僕も自主トレやキャンプでそういう姿や練習の姿勢を若い選手に見せないといけないと思う」と決意表明した。

 日本シリーズではソフトバンクに2年連続で4連敗。力の差を痛感し、今オフの自主トレでは「スイングの強さを求めてやっていきたい」とレベルアップを図る。球団には「コンディショニングの部分で、こういう施設がありがないという話はさせてもらった。アイスバス。回復系、リカバリーの話」と要望した。

 坂本は19年から球団生え抜きでは最長となる5年契約を結んでいる。最初の3年間は5億円で固定、4、5年目は3年間の働きも加味した変動制。(金額は推定)

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