巨人・原監督には恵みの雨 ラストスパートへの戦力整備は“中継ぎ田口”

[ 2020年10月18日 05:30 ]

雨の中フードをかぶりシャドーボクシングしながらベンチへ戻る巨人・畠(撮影・島崎 忠彦)
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 カウントダウンへは、恵みの雨となった。DeNA戦は雨天中止。優勝マジックは8のままとなった巨人・原監督は「天候のことは致し方ないですからね。連戦中ということもありますし、全てをプラスに受け止めて進んでいきたいと思います」と前向きに捉えた。

 10連戦の後に休養日を挟み、この日が9連戦の8戦目に当たっていた。中止を受け、通常なら行う全体練習をキャンセル。自主練習に切り替えて、各選手に調整を一任し、疲労軽減を最優先させた。

 戦力整備にも着手する。18日にも、2軍調整中だった田口を中継ぎとして合流させる見込み。今季は先発として5勝を挙げてきたが、中継ぎ起用してブルペン強化を図る。現在、救援左腕は大江、高梨の2人だが、直近6試合で大江が2連投2回、高梨が3連投した。昨年も、主にリリーフとして55試合に登板した田口を加えて、盤石の状態にする。

 右腕では桜井も中継ぎに回る。宮本投手チーフコーチも「リリーフ陣の登板過多の中で桜井、田口の2人が助けてくれればなと思う」と期待。小休止を経て、最終盤へ再加速する。 (田中 健人)

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2020年10月18日のニュース