レイズ 12年ぶりWS進出! 3連勝から3連敗と足踏みも…アストロズ下しリーグ制覇 筒香は出番なし

[ 2020年10月18日 12:52 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ   レイズ4―2アストロズ ( 2020年10月17日    サンディエゴ )

<レイズ・アストロズ>2回、ズニーノのソロ本塁打に喜ぶレイズベンチ(AP)
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 大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第7戦が17日(日本時間18日)にサンディエゴで行われ、レイズがアストロズを4―2で下し、2008年以来12年ぶり2回目となるワールドシリーズ(WS)への進出が決定した。レイズの筒香嘉智外野手(28)は出番がなかったが、メジャー1年目からWSの舞台へ進む。

 3連勝スタートから暗転し、3連敗で崖っ縁に立たされていたレイズ。この日は、17年にアストロズに所属しワールドシリーズ制覇時の勝利投手だった右腕モートンが古巣を相手に先発マウンドへ。初回こそ走者を出したが、味方打線の先制でリズムに乗り、2回以降は3イニングを3者凡退の好投。6回途中を2安打無失点6奪三振で降板した。

 打線は初回、好調の3番・アロザレーナが今ポストシーズン(PS)で7本目のアーチとなる先制2ラン。さらに、8番・ズニーノが2回にソロ、6回に犠飛で貴重な追加点を入れた。投げてはモートンの後を受けた救援陣が2点を失いながらもリードを死守し、12年ぶりのリーグ制覇を果たした。

 アストロズは先発右腕のマクラーズが2本の本塁打を浴びるなど4回途中を3失点と試合を作れずに降板。打線は、8回に4番・コレアの右前2点適時打で追い上げたが、反撃もここまで。勝利していれば、ポストシーズン史上2度目の3連敗からの突破だったが、リーグ最高勝率を誇るレイズ相手に力尽きた。

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2020年10月18日のニュース