連勝ストップの中日・与田監督「チャンスで打てなかった」、9連戦は7勝2敗「素晴らしい成績」

[ 2020年10月18日 17:19 ]

セ・リーグ   マツダ ( 2020年10月18日    中日0―5広島 )

<広・中>交代を告げベンチに戻る与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は零封負けで連勝が7で止まり、勝てば12年4月以来となる、マツダスタジアムでの同一カード3連勝のチャンスを逃した。

 与田監督は「チャンスで打てなかった」ときっぱり。初回2死一、二塁では高橋が三振。3回1死一、二塁ではビシエドが三ゴロ併殺に倒れるなど、打線が相手の倍となる2桁10安打を放ち毎回走者を出しながらもつながらなかった。指揮官は「負ける時はこういう展開になってくる」とサバサバ。それでも「完封負けしたが、10本打ったことは評価したい。点をいかに取るかは課題」と敗戦にも明るい光を見出した。

 一方で投手陣は3被弾。先発・清水について「大事なカウントでの制球ミス」と指摘。5回は2死二塁から田中広を四球で歩かせた後に鈴木誠に3ランを被弾。それだけに「四球は流れがよくない。あそこを切り抜けられたら、防げたのかもしれない」と今後のステップアップを求めた。

 9連戦最終戦は黒星を喫したものの連戦は7勝2敗でフィニッシュ。「素晴らしい成績を皆、頑張って残してくれた。良い形で地元で頑張っていきたい」と与田監督。8年ぶりのAクラス入りに向けて、もう一踏ん張りだ。

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